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【原神】 モナ ストーリー まとめ

モナ CV 小原好美
誕生日 8月31日
所属 モンド城
使用武器 法器
神の目
命ノ星座 映天座
謎の占星術師の少女、自分のことを「偉大なる占星術師モナ」と自称し、
その肩書きに相応しい実力を持っている。博学であり高慢。

 

 

キャラクター詳細

テイワットの人は、皆生活に奔走している。

商品は貨物を運輪し、騎士は町を巡回し、農民は耕作に励んでいる。

もしモナ——神秘的かつ誇り高い占星術(せんせいじゅつし——が何に奔走しているかと聞かれたら、「生活」という名の帳簿の計算と答えるだろう。

彼女本人は「貧乏」であることを認めず、以下の弁解を口にする。

「綺麗過ぎるものは、素朴な真実を覆い隠します。美味しすぎる食べ物に拘ると栄養が疎かになります。質素な生活を送ることで、世界の真実を覗くことができるのです。」

貧しい生活は真実への修行なのです…これは、モナ本人がずっと言っていることだ。

テイワットの人は皆生活に奔走している。神秘的な占星術師も例外ではない——おや、吟遊詩人だけは、本当に何もしていないようだ。

 

キャラクターストーリー1

最近、モナの師匠、強い魔力を持つ老いた女術師は、モナに大事な任務を任せた。

師匠にはモンド在住の「敵にして友」の故人がいる。彼女はモナに、その旧友の継承者から極秘の箱を取り戻してくるよう伝えた。

「その箱の中身を勝手に覗いたら、どうなるか分かっているね」

出発する前、モナはこのような警告を受けた。

意外なことに、旧友の継承者というのは、モンドの「火花騎士」ことクレーだった。

箱は健在だったが、クレーや一連の「意外な出来事」によって…モナは箱の秘密を見てしまった。

「しっ、しまった。中身は少女時代のおばばが書いた日記だったなんて。このまま戻ると、おばばに殺されてしまいます…」

仕方なくモナはモンドに留まり、貧乏かつ豊富な生活を始めた。

 

キャラクターストーリー2

モナが占星に使うのは、水占式の占星術である。

彼女はかつて、その原理を説明したことがある。

「星空の輝きは人の運命です。水面に映った幻象を通せば、「真実」が現れるのです」

人々には、、その原理の意味は分からないが、彼女には認めざるを得ない実力があった。だが、その実力は人々から少し嫌われていた。

彼女の占星術は非常に正確である。同時に、彼女は嘘を吐くことも、占いの結果を隠すこともしない。

「あなたの息子さんが、将来立派な人間になるというのは嘘です」

「彼とはうまくいきませんよ。もうすぐ彼は、遠いところへ行きます」

——残酷で知る必要のない現実でも、ありのまま人々に伝える。

この点だけは、たとえ冷たい人だと思われても、モナは譲らないのだ。

だが、晴れの日の夜は時折、高い丘で彼女の姿を見かけられる。

手が届きそうな星空を見るモナの顔は、とても優しい。彼女はそこで、誰も知らない歌を口ずさむのだ。

 

キャラクターストーリー3

研究経費の援助がないため、モナはいつも衣食の問題で困っている。

食費を節約するため、一ヵ月間、野生キノコだけを食べていたこともあった。途中、偶然にも助けを差し伸べられ、辛くも一命を取り留めたのだ。

実は、モナには、少しだけまとまった金がある。収入がないとは言え、食費を引いても多少は手元に残るのだ。ならば、そのモラはどこへ行ってしまったのだろう?

モナの研究室に行けば答えが分かる。そこには、たくさんの占星の工具と資料がある。

実際、モナの研究室にある研究装置は、どれも非常に高価だ。璃月の古書、スメールの占星の磐…送料だけでもかなりの出費だろう。

つまり、モナがお金に困るのは必然とも言える。

生活費を稼ぐため、モナはライターの仕事を始めた。

『スチームバード新聞』の星座コーナーへの寄稿が、彼女の安定した最大の収入源だ。毎月決まった収入を得られるようになり、やっと貧困生活に別れを告げられそうだ。しかし、占星術師として、知識への渇望を止めるわけにはいかない。

原稿料が入ってくると、モナはすぐにたくさんの占星資料を購入する…こうして、また貧困な生活に戻ったのだ。

このようなことが、毎月繰り返し起こっている。

そして今日も、モナはモラに頭を悩ませている。

 

キャラクターストーリー4

時折、モナはクレーとアルベドと一緒に食事をする。

一番の目的はタダ飯を食べること。そして、二番目の目的がアルベドとの学術的交流である。世界の理を探求する者であり、偉大な師を持つ者同士である二人。共に競い合い、高め合うのは当然の結果だろう。

アルベドの前では、モナは師匠のイメージを極力守ろうとする。ただそれと同時に、彼女は「おばば」と呼ばれる師匠の皮肉をいつも口にしていた。

「キミの師匠の実力はただ者ではない。彼女は『頑固で愚かなおばば』。一体どっちのが正しいのかな?」

アルベドは、それをモナに聞いたことがある。しかし、モナ自身はこれについて考えたことがなかった。

彼女は顎に手を置き、考え始める。

「ふむ、この学問は実に奥深いものですが、私からすれば、おばばは話になりません。あの人は卵やバター、小麦の相場さえも知らないんですよ? その点を考えると、私は既におばばを超えたと言っても過言ではないでしょう。」

 

キャラクターストーリー5

師匠から教わった抽象的な法則は、全ての物の運行規律を解釈するものだ。

人の心は規律と法則にとらわれる。しかし強大な推算能力を有すれば、この複雑な世界を正確に読み取ることもできる。

——かつてモナはこう考えていた。

しかし、自力で衣食住を調達し、人間らしい生活を始めた時、彼女は戸惑った。

この世界にいる全員が、豊かな生活を過ごしているわけではない。食べ物と着る物に困り、物乞いのような生活を送る人もいる。

モナは山菜や果物を採取している途中、このような貧しい冒険者に出会ったことがある。彼は気前よく、自分の食料を半分をモナに分け与えた。

「故郷を離れた者は助け合うんだ」

このような、世界の運行規律に載ってない出来事は、次から次へと彼女の近くで起きた——どろぼうの誠実、強盗の優しさ、臆病者の勇気、悪人の良心…

これらのことにモナは疑問を抱く一方、心に落ち着きを感じていた。

再び星空の下で考え始めたモナは、自分の研究に、こんなにも多くの漏れがあったことに気付いた。

恐らく、彼女は生きている限り、この世界の理の研究を止めることはないだろう。

 

「星座相談」

フォンテーヌ廷の主流新聞『スチームバード新聞』には、様々なコーナーがあり、七国の情報からゴシップまで、なんでも書かれている。

モナが担当している『星座相談』は、星占いのファンと専門家のために設けられた星座コーナーだ。この機会を得たのは偶然だった。

前にこのコーナーに寄稿していた作家が旅をしている時、たまたま「変わった占星術師」の情報を耳にした。星占いファンとしての好奇心に駆られるまま、彼はモナを訪問した。

モナに会い、会話を交わした作家は、モナの知識量に惹かれた。

ちょうどその時期、作家は引退について考えていた。お金に困っているモナを助けようと、作家は『スチームバード新聞』の編集長にモナを紹介した。

モナの最初の記事『占星術入門』が発表されて以来、気軽に楽しめる『星座相談』の雰囲気が一変した。

毎回、半分以上の内容が「星体運行」のような難しい話題で占められ、参考文献やたくさんの注釈に加えて、手描きの星の挿絵まで描かれていた。

学術研究のような書き方は、読者に受け入れられないのではと、編集長は心配した。だが意外なことに、新聞社に読者からたくさんの手紙が届いた。

「本当にすごいね。よくわからないけど、とにかく面白い。今日から私は『アストローギスト・モナ・メギストス』先生のファンだ」

編集長から、寄稿継続の連絡をもらったモナは、はっと息を吐いた。

——お祝いに初めてもらった報酬で、ずっと欲しかった最新のプラネタリウムを買うことにしよう。

 

神の目

モナにとって、「神の目」はただの神の眷属の証であり、特に気にするほどのものではない。

しかし、その価値は「魔力を引き出す外付け器官」に留まらない。

力を持つこと自体は悪いことではない。ただ、偉大なる「理」に比べ、「武力」は微小な概念に過ぎないのだ。

神ですら、この世界の規律に捕らわれている。そして、モナが求めるのは遠い星座の中にある世界の究極の真理だ。

神から認められた証や力の源である「神の目」に、彼女は媚びない。

とは言え、この実用性のない「神の目」は彼女の大切なものだ。

これは、彼女が師匠からもらった道具であり、師匠と一緒に過ごした日々の唯一の証だ。

女の子がアクセサリーを身に着けるように、彼女はこの精巧な道具とその中に秘められた記憶と共に、いくつもの日々を過ごしてきた。

そしてある日、彼女の「神の目」は突如、この古い道具に降臨した…

 

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